法定相続情報証明書の取得方法と必要書類を徹底解説

はじめに:法定相続情報証明制度の便利さと手続きのポイント
相続手続きは、多くの書類を揃えたり、何度も役所や金融機関を訪れたりと、非常に時間と労力がかかるものです。このような手続きを簡略化するために生まれたのが「法定相続情報証明制度」です。
しかし、この証明書を取得するためには、戸籍謄本や住民票の除票など、さまざまな書類を各公共機関から取り寄せる必要があります。慣れていない方にとっては非常に複雑で煩雑な作業です。本記事では、必要書類の詳細や取得方法、注意点をわかりやすく解説します。
さらに、当事務所では相続事件をご依頼いただいた際、特別な費用を頂かずに法定相続情報証明書を作成しております。手続きが不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください!
「制度の概要やメリットについて知りたい方は、こちらの記事をご覧ください↓
1 必ず用意する書類一覧
以下は、法務局が指定する必須書類です。それぞれの取得先や注意点も併せてご紹介します。
① 被相続人の戸籍謄本・除籍謄本
- 内容: 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本および除籍謄本。
- 取得先: 被相続人の本籍地の市区町村役場。
- 注意点: 連続した記録が必要です。抜けがないよう確認してください。
② 被相続人の住民票の除票
- 内容: 被相続人の最終住所を確認するための住民票の除票。
- 取得先: 被相続人の最後の住所地の市区町村役場。
- 注意点: 除票が廃棄されている場合は、戸籍の附票(⑦)で代用します。
③ 相続人の戸籍謄本または抄本
- 内容: 相続人全員の現在の戸籍謄本または抄本(被相続人が死亡した日以後の証明日のもの)。
- 取得先: 各相続人の本籍地の市区町村役場。
- 注意点: 相続人全員分を揃える必要があります。
④ 申出人の氏名・住所を確認する書類
- 内容: 運転免許証のコピー、マイナンバーカードの表面のコピー、または住民票記載事項証明書などから1点。
- 取得先: 市区町村役場または発行元。
- 注意点: コピーの場合、原本と相違がない旨を記載し、記名してください。
⑤ 相続人の住民票(任意)
- 内容: 法定相続情報一覧図に相続人の住所を記載する場合に必要。
- 取得先: 各相続人の住所地の市区町村役場。
2 その他の必要書類
法務局指定の申請書
- 内容: 法務局の公式サイトからダウンロード可能。
- リンク: 法務局指定の申請書(法務省公式サイト)
法定相続情報一覧図の原案
- 内容: 相続関係を図示した書類。申請者が作成します。
- リンク: 法定相続情報一覧図の記載例(法務省公式サイト)
「具体的な取得方法については、こちらの記事をご覧ください↓
3 書類取得の流れ
戸籍謄本・除籍謄本
- 本籍地の役場で申請します。郵送やオンラインでも可能です。
住民票の除票または戸籍の附票
- 最後の住所地の役場で申請してください。不明な場合は窓口で相談を。
申請書・一覧図のフォーマット
- 法務局の公式サイトからダウンロードしてください。
書類が揃わない場合
古い戸籍が見つからない場合は、役場や法務局に相談しましょう。
4 申請方法
手続きの流れ
- 必要書類を全て揃える。
- 法務局指定の申請書を記入する。
- 最寄りの法務局に提出する(窓口または郵送)。
注意点
- 書類の不備があると手続きが遅れますので、必ず確認してください。
- 郵送の場合は返信用封筒を同封してください。
5 当事務所のサポート
法定相続情報証明制度は非常に便利ですが、必要書類を揃えるのは複雑で手間がかかります。当事務所では、法定相続情報証明書の作成も含めた相続手続きのサポートを行っています。
さらに、相続事件をご依頼いただいた場合、特別な費用を頂かずに法定相続情報証明書の作成を行っています。書類準備や申請にお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください!
相続手続きで役立つ他の記事はこちら↓
6 まとめ
法定相続情報証明制度を活用することで、相続手続きの負担を大幅に軽減できます。ただし、必要書類を揃えるには正確な準備が欠かせません。当事務所のサポートを活用することで、手続きの不安を解消し、スムーズに進めることが可能です。
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